絶壁・横張りの悩みはアイロンパーマで解決できる? 理容白石が解説するCurlCraft技術論
はじめに|「頭の形が気になって、ヘアスタイルを楽しめない」そんなお悩みはありませんか?
後頭部が平らな「絶壁」、側頭部が横に張り出した「横張り」。
鏡を見るたびに頭の形が気になる、帽子を脱いだ瞬間にシルエットが崩れてしまう、という方は少なくありません。
静岡県吉田町の理容白石には、まさにそうした悩みを長年抱えてきたお客様が多くご来店されています。
この記事では、アイロンパーマ(当店ではCurlCraftと呼んでいます)を使った頭の形のコンプレックス対策を
実際の施術事例をもとに解説します。
「自分には無理かも」と諦めていた方にこそ、読んでいただきたい内容です。

Q1. 絶壁・横張りとは何ですか?なぜ気になるのですか?
A. 日本人に多い頭の形の特徴で、シルエットに大きく影響します。
「絶壁」とは後頭部の丸みが少なく、横から見たときに頭の後ろが平らに見える状態のことです。
「横張り」は側頭部(耳の上あたり)が外側に張り出しており
正面から見たときに頭が横に大きく見えてしまいます。
この2つが重なると、横から見ても正面から見ても
「頭が大きく見える」という印象を与えやすくなります。
遺伝や幼少期の寝姿勢など、形成される要因はさまざまですが
どちらも日本人の頭の形として非常に一般的な悩みです。
重要なのは、カットやパーマの「設計」次第で
見た目の印象を大きく変えられるという点です。
Q2. 刈り上げの角度で、シルエットはどう変わりますか?
A. 「上すぼまり」の角度に刈り上げることで、頭を細長くスッキリ見せられます。
横張り・絶壁の方に対して、理容師として最初に意識するのが刈り上げの角度です。
よくある失敗は、刈り上げの角度が上広がり
(裾が細く、上がボリュームのある台形型)になってしまうケース。
これは頭の横幅をさらに強調してしまい、コンプレックスを助長することになります。
理容白石では、上すぼまりの角度で刈り上げることを基本としています。
上に向かって自然に細くなるラインを作ることで
頭全体のシルエットが縦に長く、スッキリした印象になります。
ポイント: 刈り上げは「短くすること」が目的ではなく、「シルエットを整えること」が本来の目的です。
Q3. アイロンパーマ(CurlCraft)は、絶壁・横張りにどう作用しますか?
A. トップにボリュームを出し、全体のシルエットバランスを整える効果があります。
刈り上げでサイドをすっきりさせた上で、トップにCurlCraftを施術することで
頭の形のコンプレックスを立体的に補正することができます。
具体的には次の2通りのアプローチがあります。
①トップカール(裾刈り上げ+トップにボリュームを出す方法)
裾周りをしっかり刈り上げてスッキリさせ、トップだけにカールをかけてボリュームを出す施術です。
後頭部の丸みが出て絶壁が目立ちにくくなり、頭の縦のラインが強調されます。
日々のスタイリングも「乾かすだけ」で形が決まりやすいのが特徴です。
②根元折り(寝かしつけスタイル)
髪の根元を折って横の広がりを抑えながら寝かしつける施術です。
すっきりしたシルエットを維持できますが、伸びてくるにつれてサイドが膨らみやすいという特性があります。
スタイリング剤でのセットや、定期的なCurlCraft施術とセットで考えると効果が長持ちします。
どちらが向いているかは、その方の髪質・生活スタイル・頭の形の状態によって異なります。
理容白石では、ご予約時やご来店時にお客様の状態をしっかり確認してから施術方針をご提案しています。
Q4. 「施術してみたが、すぐ膨らんでしまった」という声をよく聞きます。なぜですか?
A. 頭の形の原型と、施術設計のミスマッチが原因である場合がほとんどです。
「前のお店でパーマをかけたけど、すぐに広がってしまった」
という経験をお持ちの方は少なくないと思います。
横張りのある方の場合、施術によってサイドの髪にボリュームが出ると
原型のコンプレックスがより目立つという逆効果が生じることがあります。
これは「パーマが失敗した」というよりも、頭の形を考慮した設計がされていなかったことによるものです。
CurlCraftの施術において、理容白石が特に意識していることがあります。
横の髪のボリュームを出さないよう、長さを切らずに薬液を強く作用させる調整
どこから見ても整ったシルエットになるよう、頭の出っ張りや凹みを事前に把握した上での設計
人の頭は完全な円形ではないため、イビツな原型を計算に入れたカール設計を行う
これらは、多くの施術経験と失敗の積み重ねから得られたノウハウです。
「人の頭は綺麗な円形ではありません。出っ張ったり凹んだり形がイビツだったり。
それらも計算に入れながらのCurl設計は、たくさんの経験や失敗の積み重ねで実現します。」
――店主・白石俊之
Q5. どのくらいの頻度でメンテナンスすればいいですか?
A. 横張り・絶壁が気になる方は、こまめな来店がもっとも効果的です。
横張りや絶壁が気になる方ほど、定期的なカットと施術の継続が仕上がりの質に直結します。
伸びた状態で放置すると、サイドが膨らんで原型のコンプレックスが再び目立ち始めるからです。
一般的な目安として、CurlCraftを併用している方であれば2~3ヶ月に1度の施術と
その間の定期カットを組み合わせるのが理想です。
もちろんお客様のライフスタイルや予算に合わせて、現実的なサイクルをご相談しながら決めていきます。
Q6. 理容白石のCurlCraftは、どこが違うのですか?
A. 2003年から積み上げてきた技術と、対話を重視した施術スタイルが土台にあります。
理容白石では、2003年よりアイロンパーマ技術(CurlCraft)の研鑽を続けています。
同じ「絶壁・横張り」でも、髪の太さ・密度・伸び方のクセ・日々のスタイリング習慣によって
最適な施術は一人ひとり異なります。
だからこそ当店では、ご来店ごとにお客様の状態を確認し
悩みをお聞きしてから施術方針を決めるというプロセスを大切にしています。
また、衛生管理の面でも、使用する器具の消毒・タオルや器具の清潔な管理を徹底しています。
頭皮や肌に直接触れる施術だからこそ、清潔な環境でお客様をお迎えすることは
技術と同等に重要だと考えています。
整髪料の物販をほとんど行っていないのも、当店のスタイルのひとつです。
「最低限のご案内をした上で、お客様ご自身が自分の髪と日々対話しながら選べる」環境を大切にしています。
まとめ|頭の形は変えられなくても、印象は変えられる
絶壁・横張りという頭の形のコンプレックスは、カットとアイロンパーマの「設計」によって
大きく印象を変えることができます。
大切なのは、「何をするか」より「どう設計するか」。
頭の形を正確に把握し、その方の生活スタイルや来店サイクルも踏まえた施術計画を立てること。
それが、長くお付き合いいただける理容室の在り方だと、理容白石は考えています。
「以前パーマをかけたけど膨らんでしまった」「頭の形が気になって短くしか切れない」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。










