理容師が「育てる」を諦めない理由
はじめにー 「腕のいい理容師が近くにいない」と感じていませんか?
地域の理容店が減っている。
行きつけの店が閉まってしまった。
そんな声を、お客様からもよく聞くようになりました。
理美容業界は今、深刻な担い手不足に直面しています。
でも、「だから仕方ない」とは思いたくない。
今回は、愛猫のワクチン接種に付き添った日に感じた
「育てること」への想いをお伝えします。

Q&A|理容師が「後継者育成」にこだわる理由
Q1. 理容師が減っている理由は何ですか?
A. 技術習得の難しさと、育てる環境の変化が重なっています
かつては中学卒業後から弟子入りし、
現場で技術を叩き込む「職人育成」の文化がありました。
しかし現在は
- 家業を継ぐ後継者が減少
- 弟子を受け入れる体力・環境のある店が少ない
- 理美容学校卒業=即戦力にはならない現実
私自身、通信制で学びながら先代の師匠に教えを請い、
少しずつお客様を担当させていただいた経緯があります。
「学校を出たからといって、すぐに通用するほど甘くない」
これが正直な実感です。
Q2. 理容白石では後継者育成にどう取り組んでいますか?
A. 「伝えたいものを持つ人を育てる」という方針で、水面下で動いています。
愛猫のワクチン接種で若手獣医師が担当してくれた日
インターン制度で実戦経験を積ませる獣医業界の姿に
大きなヒントをもらいました。
他業種の教育システムに学びながら、
私が目指すのは↓
- 技術だけでなく「なぜその施術をするのか」を伝えること
- CurlCraft(アイロンパーマ)など独自技術を武器として持たせること
- お客様との対話力・信頼構築を丁寧に教えること
育てることを諦めない理容師でありたい、
それが理容白石の静かな宣言です。
CurlCraftについての記事
Q3. お客様として、理容師の技術力を見極めるポイントは?
A. 「施術の説明があるか」「質問に答えられるか」が一つの目安です。
技術力の高い理容師には共通点があります。
? 髪質・頭皮の状態を確認してから施術する
? 使う道具・薬剤について説明できる
? お客様の生活習慣に合わせた提案ができる
? 「なぜその技術か」を言語化できる
技術は見えにくいからこそ、
対話の質がその理容師の実力を映し出します。
まとめ
業界の未来に光を灯すのは、
「育てる」ことを続ける理容師たちです。
理容白石は、お客様への施術を通じて技術を磨き続けながら、
次の世代にバトンを渡す準備を進めています。
あなたのご来店が、その積み重ねになっています。
いつもありがとうございます。
この記事の監修:理容白石 店主(理容師歴27年)










